松下村塾は吉田松陰が開いた塾だと思っている方もいますが、実はそうではなく、松陰の叔父である玉木文之進が開いたのが始まりです。
その後、松陰が主催するようになってから、後に幕末、明治維新で活躍することになる人物が次々と入門してきました。
また、イメージとしては松陰が教壇に立ち、門下生が机を並べて一生懸命話を聞いているところを想像してしまいますが、松下村塾では松陰の一方的な講義だけではなく、塾生と意見を交し合う「生きた学問」も行われたそうです。
松下村塾は「吉田松陰の教えが明治新政府の教育方針である国民皆学の基礎となった」という評価により、世界遺産候補に認められました！